7.サルベージ −2

神取の研修初日、その最初の仕事は、研修担当医について、入院患者の診察巡回から始まった。

附属病院の方にも、PSI医療対象者の為の病床がある。長期療養棟の患者とは異なり、非PSIシンドローム患者を対象とし、身体の外傷や疾患、癌などによる臓器の損傷、機能不全に対してのPSI物質合成特性を利用した再生療法、また体質改善、アンチエイジング、パーソナル・インナースペース診断を取り込んだ診療内科など最先端のPSI医療を施している。国内外から診察、及び施術希望が殺到しており、緊急性が高い患者以外は、2、3年の予約待ちというほどの盛況ぶりである。

神取の紹介も含めた朝のミーティングが終わり、担当医に続いて医局を出た神取はふと歩みを止める。

渡り廊下が同じフロアの先に見える。昨晩、医院長が何やら連絡を受け、急いで向かった先だ。

僅かではあったが、一瞬、あの先から探し求める気配を感じたように思う。

…彩女のやつ…うまいこと忍び込みおった…

背後に忍び寄った影溜まりからくぐもった声が聞こえる。影の中から響く声は神取にしか届かない。

…そうか…あの娘、やはり霊媒体質だったか…

…そのようだ…あの娘の魂の隙間に隠れ、結界を欺いた…

…なるほど…で、彩女からの連絡は?…

…お頭の見込みどおり…あの中でそれらしき気配を掴んだと…だが…

…?…

…先程からあやつの声が聴こえん…あの先にまだ二重、三重と結界があるようだ…

…よし、其方は引き続き彩女からの連絡を待て…

…心得た…

「神取先生?どうかされましたか?」

突然立ち止まった神取に気付いた担当医が彼らの会話を遮った。

「いえ、あの先には何が?」

神取は表情を変えずに不案内な新人を装った。

「ああ、あっちはPSIシンドローム患者の為の長期療養施設ですよ。PSIシンドロームの多くの症例はじっくりと心身の問題と向き合う必要があるため、どうしても治療が長期化するのでね…。」

親切な担当医は神取の質問に対して、丁寧に説明する。

「あの扉、薄っすら光ってますが、結界か何か?」

「よくわかりましたね。その通り。ご存知のようにPSIシンドロームは他者へも影響する可能性があり、羅患者も外部環境の変化に非常に敏感です。そうした相互影響を遮断する為に結界で建物全体を保護しているのですよ。」

「なるほど…いや、以前にも似たようなものを別の施設で見た事があったもので…。」

「まあ、どのPSIシンドローム患者受容施設でも、結界の施工が義務付けられていますからね。けど、ここの結界はそんじょそこらの比ではない程、霊的遮断特性に優れています。」

「ほう…。 霊的遮断特性ねぇ…。」神取は感心深そうにその扉を眺め続ける。

…なるほど…「式神」共が怯む訳だ…。

「今、先生の登録作業進めてますのでね、それが済んだら、あちらでの研修にも入ってもらう予定ですよ。」

「それは有難い。PSI シンドロームへの取り組みは、我々にとっても大きな課題の一つですからね。」

「さあ、参りましょう。」担当医は、神取を促す。

「ええ。」神取は担当医の後ろに続く。その口元に微かな笑みがこぼれる。

「時空間転移完了!」

「船体各部チェック、サニ、波動収束フィールド展開。」

「了解!」

時空間転移が明けた<アマテラス>ブリッジ。インナーノーツ各員は手早く決められたプロセスを処理していく。

波動収束フィールドが展開されると、亜夢の心象風景が<アマテラス>ブリッジのモニターに広がる。前回同様、深い海底の様相を見せる。

「凪いだ海ね…静か過ぎる。」

カミラは前回の海底火山が荒れ狂う海底を思い返していた。あの狂気の海に比べれば、一見落ち着きを取り戻した健全な心象風景にも見える。

<アマテラス>は何の抵抗も受ける事なく、目標座標に向かって潜航を続けた。

何もない。静けさと暗闇だけがその世界での存在を許されていた。

「間も無く時空間LV3領域に到達します。」

サニの報告に同期してモニターの闇の濃度が徐々に高まっていく。前はこの一帯は、溶岩洞窟のような風景を作り出していたが、それも今は消え果てている。

「サニ、波動収束フィールドに何か反応は?」

「全く…何も反応ありません。」

<アマテラス>は座標データのみを頼りにひたすら船を進める他ない。

「もしかしたら、亜夢はもう…」

「いや…まだわからないよ…。」

死の世界を前に諦めを口にするティムに直人は思わず反論する。

昨夜の一瞬の邂逅の中で見たあの小さな炎…

亜夢の生命はまだ生きようとしている。直人はそう思わずにいられなかった。

「直人の言うとおり、諦めるのはまだ早い。とにかく、やれる事をやりましょう。」

カミラは諦めに傾くクルーらを鼓舞する。

<アマテラス>はさながら深海潜水艇のように、ゆっくりと闇深くへ降りて行く。

「目標座標に到達!」

船内時間で約10分が経過した頃、サニが目的地に到着した事を知らせた。

「停船よ、ティム。」

「了解!」

カミラの指示に従い、ティムはその場で<アマテラス>を停止させる。

「<アマテラス>よりIMC。」

カミラは通信回線を開くとIMCを呼び出す。

「目標座標に到達しました。これより『サラマンダー』のサルベージ処理に移ります。亜夢の生体パルスを送信願います。」

「了解した。真世、アイリーン。準備の方は?」通信を受けた東は、担当するオペレーター二人に確認する。

「出来てます!」

「こちらもオッケーです。」

真世が亜夢の生体データからPSIパルス化したデータをアイリーンが送信コードに変換している。

「よし、コード送信!」

<アマテラス>ブリッジ、アランが監視しているモニターにコードデータが表示されていく。

「来たぞ、ナオ。データをそちらに転送する。波動収束フィールド全域にこのパルスを拡散放射するんだ。」

「了解!誘導パルス放射機データリンク!」

直人が誘導パルス放射機を起動させると、<アマテラス>下部の突起構造のカバーが一段下方へスライドし、スピーカーのような形状をした18連装のパルス放射部が露わになる。

「誘導パルス、放射開始!」

「放射開始!」

カミラの命令を復唱し、直人が誘導パルス放射機のスイッチを入れる。

放射されるPSIパルスは、ビジュアル構成されない為、<アマテラス>ブリッジのモニターに変化はない。

サニの監視する時空同調レーダーにのみ、その反応が現れる。レーダーには<アマテラス>を中心とした同心円状のエネルギー反応が次々と広がっていくのが表示される。

「<アマテラス>誘導パルスの放射を開始しました。」

IMCの時空間モニターを監視している田中が、その反応を確認し、報告する。

「うまく喰いついてくれれば良いのですが…」

「東くん、キミ釣りは?」

<アマテラス>から送られる映像モニターを硬くなって見つめていた東は、藤川のその返しにいささか困惑する。

「あ、はい…少しは。あまり上手くないですが…。」

自嘲気味に答える東。

「ふふ、だろうと思った。」

二人のやりとりにクスッと笑いをこぼしてしまうアイリーン。

「しょ…所長!」

「いや、すまん。私も釣りはやらんので偉そうな事は言えんが…。」

「釣り好きのアルが言うには、こちらに「釣るぞ」という気負いがあると釣れないのだとか…。」

そういうと、藤川は東の背中を軽く叩きながら「まぁまだ時間は十分ある。じっくり待とうじゃないか。」となだめるように語りかけた。

「そうですね…。」

東はミッションチーフの立場として、ミッション対象者とインナーノーツの生命を預かっている。誰よりもその責任感を感じている東は、いつも緊張の塊と化してしまう。

そのことをよく理解している藤川の一言で、東の顔は幾分緩んだ。

誘導パルスの放射開始から<アマテラス>船内時間で約20分余りが経過していた。

「サニ、レーダーに反応は?」

「まだ何も…」

さすがにカミラも痺れを切らしてきた。

「ナオ、お前さんの方も?」

直人は、PSI-Linkシステムを通して、誘導パルス放射機からのフィードバックを監視しているが、ティムの問いかけに、直人も首を横に振るしかできない。

吸い込まれそうなモニターに映る闇。

直人はその闇の奥を見据えている。

だがそこに浮かぶのは、モニターの表面に反射で映し出される自分の顔だけだ…

…亜夢さん…

直人はどうしても昨夜の幻覚が頭から離れない。

なぜ、あの炎は消されようとしているのか…

その問いが胸の奥で何度も繰り返される。

…あれはキミじゃないのか?…

………

…オレに何かを伝えたかったのか?…

………

…お願いだ…何か応えてくれ… 

………

………

何かが一瞬、PSI-Linkシステムをとおして直人の身体へと流れ込むような感覚を覚える。

その刹那。

<アマテラス>ブリッジに警報が鳴り響き、警告表示がモニターを赤く染めていく。

「来たか!?総員、第1種警戒態勢!」

「波動収束フィールドに感!<アマテラス>下方、0-2-1.3!」

「アラン、時空間解析!」

「了解!」

「ティム!量子スタビライザーエネルギーコンタクト!ナオ!誘導パルス増幅黒2!」

「はい!」ティムと直人の返事が重なる。

直人が誘導パルスの強度を上げると、時空間が揺れ動き<アマテラス>にもその振動が伝わってくる。その振動は徐々に船体下方への引力に変わっていった。<アマテラス>もそれに抗しながら、上昇運動を開始する。

「船体姿勢の維持を最優先!飲み込まれないように!」

「データ解析完了!『サラマンダー』のPSI パルス確認。当たりだ!」

亜夢の肉体もそれに反応したのか、亜夢の顔に僅な苦悶の表情が浮かぶ。

「<アマテラス>、『サラマンダー』を捕捉!」田中の報告にIMCは色めき立つ。

「田中、ビジュアル投影できるか?」

「やってみます!」

「真世、亜夢の生体反応に注意してくれ!」

「はい!」

東の指示に従い、田中はビジュアル投影処理をした映像を卓状モニターに転送した。

映像は、現象界からの観測限界域である為、非常に不鮮明であるが、ぼんやり白く浮かぶ<アマテラス>の船体とそれを取り囲むように赤黒く光るモヤのような存在が映し出される。藤川と東はその映像を覗き込む。

<アマテラス>と『サラマンダー』の引き合いは、徐々に拮抗してくる。

「ティム、ナオ、いい感じよ。そのままキープして。」

ティムと直人は、お互いの仕事を認め合うようにアイコンタクトを交わす。

「アラン、『サラマンダー』のPSIパルスからインナーチャイルドのパルスを特定急いで。」

「サニは『サラマンダー』との相対距離を監視!±10で報告。」

矢継ぎ早に指示を飛ばすカミラ。

空間が波打ち徐々に黒々とした存在が姿を形作っていく。

それはあの「赤ん坊」の背中のような形状を示し始める。全身に纏っていた炎は消えているが、その残り火が黒々とした身体の至る所で燻っているように見える。炭とその残り火のようだ。

「大丈夫だ、今ならあの炎は殆ど消えている。もはや『サラマンダー』ではない。」

アランの報告に安堵するカミラ。

「そう、ならば引き揚げ作業と並行してインナーチャイルドへの同調シフトを進めてちょうだい。」

「了解した。」アランは短く返答すると、早速、準備に取り掛かる。

「IMC。同調シフトフェーズに入ります。」

「カミラ、インナーチャイルドからの表層意識への急激な反動も予想される。双方の同調バランスに注意しながら進めてくれ。」

藤川は、作業の懸念点をカミラに伝える。

「了解しました。」

「真世、生体を次元モニターしてインナーチャイルドの受入ポイントを見つけてくれ。貴美子先生と連絡を。」

「はい!」真世は、東の指示を受け、さっそく最新の亜夢の生体データ採取にかかる。肉体側で最も受入やすい部位を特定し、その情報を元に表層意識レベルの次元へ展開する。

「田中。真世の作業が完了したら、直ぐに時空間転移座標の割り出しだ。」

「了解です。」

指示を出し終えた東は卓状モニターに向き直る。

「ここまでは順調ですね。」

「うむ…。」

想定していたよりも事が上手く運んでいる…

何か見落としているのではないだろうか?

卓状モニターに映る<アマテラス>の作業を見守る藤川は、一抹の不安を拭いきれない。

<アマテラス>下方向の空間には山のように盛り上がった黒々とした塊が姿を現した。

インナーチャイルドは、その背中を持ち上げられたような状態で、暗闇の中から引き摺り出されながら波動収束フィールドの収束により形を形成しつつある。

「引き揚げ率50%、同調シフト20%」

作業の進捗をモニタリングしながら、アランが報告する。

「ようやく半分ね。あと半分、慎重に。」

作業開始から約一時間、ミッション開始からは一時間半ほどが経過していた。

<アマテラス>のインナースペースでの活動可能時間は船内時間で最大6時間であるが、ミッション内容やエネルギーの消耗でその時間は大きく変わる。このまま順調に作業を進めても、あと2~3時間であろう。

カミラは少しずつ焦りの色が見え始めたクルーらの意識を今この時の作業に引き戻す。

ブリッジの天井部のメインモニターにビジュアル構成されたインナーチャイルドは、黒々とした塊にしか見えない。

「おいおい、こんな消し炭で本当に亜夢を助けられんのかぁ…」

<アマテラス>がその「消し炭」の方へ引き込まれないよう、巧みに船体を維持しているティムは、その変わり果てた姿に不安を覚える。

「大丈夫…この子は生きている…。」

「えっ?」確信に満ちた目でそう応える直人に驚くティム。

直人は感じていた。PSI-Linkシステムから微かに伝わってくる鼓動のようなものを…

直人はその鼓動を慈しむように心の中で語りかける。

…そう、大丈夫だよ…一緒に行こう…

それに呼応するかのように、その鼓動は少しずつ強まっていく。

…わたし…きたい…なたと…

直人の脳裏にまたあの声が木霊する。

…あなたと…

…でも…

………

………

…死してのみ生きる…

…それが我が宿命…

「亜夢!!」

直人が思わず声を上げるやいなや、瀑布の只中へ身を投げ出したかの如き暴流の衝撃が、直人の頭上から全身を貫いていった。

堪らず直人が苦悶の叫びを上げたかと思うとそれに呼応するかのようにインナーチャイルドの黒き塊が激しく身悶えを始めた。

「いかん!同調シフトが!」

アランが監視するモニターの表層意識とインナーチャイルドの同調比率表示グラフが変調を見せ、各々のメーターが入れ替わり急激な増減を示す。

時空間変動の様相がブリッジのモニターにも現れ始め、有機質な生命体のようにモゴモゴと蠢きを見せ始めた。

「波動収束フィールド全域に波打ち現象発生!」

焦りを隠せないサニの声音がブリッジに響く。

「サニ!フィールド安定域まで感度下げ!」

「ダメです!フィールドコントロール不能!!」

<アマテラス>の船体もその空間変動に抗しきれなくなり、大きく流され始める。

ブリッジは再度警告に包まれ、激しい衝撃がインナーノーツを襲う。

その様子はIMCのモニターにも映し出されている。衝撃のたびに画像が乱れる。カミラが何とか体勢を立て直そうと必死に指示を飛ばしている。

「バ…バイタル変動!脳波乱れてます!」

真世が急変した亜夢の生体反応に動揺しながら報告する。カプセルの中の亜夢は苦しみから逃れようとするかのように悶え始めた。

「所長!これ以上は!」東は事態が急変し、インナーノーツが危険に晒される可能性を直感した。

「うむ…。」藤川は瞑目し状況打開策に頭を巡らせる。

「所長!」

「やむを得まい…。」東の促しに、藤川も腹を決める。現状は、東の直感の方が正しい。

「田中!帰還誘導ビーコンセット!アイリーン!強制時空間転移コードを送信!」

東の緊急帰還命令を受け、田中とアイリーンは作業にかかる。

「<アマテラス>!ミッション中止だ!こちらで帰還を誘導する!インナーチャイルドをパージし、帰投せよ!」

東は、乱れる通信モニターに映る<アマテラス>のブリッジへ懸命に呼びかける。カミラは、それには応える余裕がない。アランと切羽詰まったやり取りをしている。

「どうした!?インナーノーツ!」

「PSI 同調、波動収束フィールド共にコントロール不能!チーフ、帰還体勢に入れません!」モニター越しのカミラが焦りを見せる。

「なに!」

「表層、深層、両無意識域で時空間歪曲が続いています!これでは<アマテラス>を回収は無理です!」田中が悲痛な叫びを上げた。

「落ち着け!田中、アイリーン、緊急回収プログラムを1番から順に実行!何としても回収するんだ。」

「はい!」

田中とアイリーンは、東と共に<アマテラス>の回収に全力を尽くす。

真世は貴美子を呼び出し、亜夢のバイタル安定処置を試みる。

IMCは各々の出来うることに皆が全力を投じていた。

インナーチャイルドを巻き込んだ時空間の歪曲は更に進み、全てを更に高次の集合無意識域へと還元させようとするかのように、空間全体が蠕動のような動きを始める。

「ティム!推力上昇!全速離脱!」

「やってますって!」

時空間転移も出来ない以上、何とかその空間の動きに逆らい、この場から離れる他ない。

しかし、<アマテラス>は完全にこの動きの中に捕らえられていた。

空間全体は次第にその形状をさながらナイアガラ瀑布のような姿に変えていく。エネルギーの奔流は一つの方向へと滔々と向かい、その先に無限の闇が広がる奈落が口を開ける。

切り離しのコントロールが効かないインナーチャイルドに引き摺られ<アマテラス>は、インナーチャイルドと共に奈落の方へと共に押し流されていく。

藤川は口を閉ざしたまま卓状モニターに急激に広がっていく奈落の口を見つめ続ける。

東が必死にインナーノーツへ呼びかけを続けているが、<アマテラス>のブリッジを映すモニターの映像は乱れ続け、言葉は届かない。

おもむろに映像は途絶える。

ーNO SIGNAL—

の無機質なサインがモニターに現れ、東の叫びを遮る。

「<アマテラス>…信号ロスト…」

田中の戦慄く口から漏れた言葉が、IMCを凍りつかせた。

卓状モニターに描き出された闇は、ゆっくりと回転運動を見せながら、更にその広がりを拡大している。

「インナーノーツ….」

微動だにせず<アマテラス>の消えたその虚空の中心を見つめ続ける藤川。

固く握り締めた左手にある補助杖がカタカタと震える。

藤川は感覚が麻痺しているはずの左脚が熱を帯びウズウズと脈動するのを感じていた。

堪らず片膝を落とす藤川。

「お…おじいちゃん!?」

藤川の異変に気付いた真世の動転した叫びは、IMCの時の流れを堰き止める…

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